お供えをする花の種類

お供えをする花の種類

お供えをする花の種類 お墓にお供えをする花は特に決まりはありませんが、種類としては長持ちをするタイプがよく選ばれます。
昔から日本ではお仏壇などにも菊を活けますが、日持ちをすることと枯れても周りに散らかりにくいためです。菊以外で良く選ばれるのは、百合やカーネーションやグラジオラスなどもあります。美しいですがバラには棘があるため、避けたほうが無難です。曼珠沙華やキョウチクトウも華やかな色合いですが、毒性がありますので控えます。故人が好きだったお花を、お墓にはお供えすることです。季節にあった種類を選ぶのも良い考えであり、春ならばアイリスやキンセンカもあります。夏には強くてゴージャスな百合やヒマワリ、秋にはリンドウやコスモスを選ぶのも良い考えです。冬はサザンカやストックにスイートピーなどもありますし、アイリスを飾ることもできます。長く良い状態で持たせるためにも、葉の部分はあらかじめ取り去り、水に葉がつかないようにすることです。

何をお供えしたらよいか

何をお供えしたらよいか お墓参りをするときには、どのようなお供えをすればよいのかと迷う人もいるのではないでしょうか。何となく、供える物としてお花を持参することが多いですが、実はお花以外にもお供えするものはあり、仏教では五供といって5つの種類の物を供えることになっています。
その1つ目はお香で、お線香に火をつけて良い香りを立てましょう。そして2つ目のお花は飾るときには、お参りをする人側に向けて花が見えるように飾ります。四十九日までは白い花を選ぶのが一般的です。とげのある植物や香りの強いものは避けられています。3つ目が灯りですが、石灯籠があるお墓では一般的にロウソクをともすことはありません。4つ目の供え物は水で、水鉢に綺麗な水を入れておきます。墓石の前には中央がくぼんだ所がありますが、ここには綺麗な水を入れることができるようになっています。最後の5つ目は食べ物です。故人が好きだった食べ物を持参して、お墓の前に備えましょう。